てんさいサイコー人間国宝

DD(どう考えても天才が 大好き)

気負わないDDとして生きてみた4か月のこと

11月末にオタクを辞めたという旨の記事を書いてからあっという間に季節が一つ終わろうとしている。12月から社会復帰して、いつまで正社員出来るかなーなんて言いながらしっかり労働できてしまっているのだから人間なんでもなんとかなるんだなと思う。

 

この約4か月、『気負わないDDとして生きる』ことをしてみた。あと3か月連続で同人誌を出してみたりもした。忙しかったような暇だったような、不思議な感覚が残っている。
現場に行かないという選択をした。私がいなくても現場は回る、やっぱり当たり前だった。まあオタクとしての価値はない。
友達とホテルのスイートでだらだらした。弱いのにお酒を飲んでしにそうになったりしたけど、いいお金の使い方だった。
全く新しいコミュニティの友達ができた。嬉しいことがあったらいっぱい笑ったし、公演が中止になったときはいっぱい泣いたし、久々にオタクを感じた。公演がない日も遊んだ。
平成からの友達と平成に戻りたいって語り合った。これはいつもか。みんなアラサーになったけど、みんなずっと変で助かる。
前方でキモいペンラやうちわを演者に見せびらかした。平成の私たちは顔面がカンペだったので(傲慢)、内心我ながらせこいなーと思いながらやった。ウケていた。なんなら共演者にも覚えられていた。まもる。
演者を呼び捨てにした。友達じゃないのになんてことだと思っていたけど、向こうも秒で呼び捨てになっていたので、それに倣った。若いアイドルってすごい。まもる!って向こうから言ってくるのでめちゃくちゃウケた。
170センチアラサーだけど頭にいっぱいリボン付けてスワンキス着て厚底履いた。周囲に顔が割れていない現場だからって調子に乗りすぎである。常に今より若い日はないから良し。
避けてきたツーショをなんとループした。しかも4年以上いつも我慢してきたヒールを履いていった。案の定私はデカいしブスだし悲惨だったけど、なんだかんだ楽しかった。
横田くんに、また刀に出てほしいと言った。緊張して心臓が飛び出そうだった。出たいと言ってくれて、飛び上がって喜んでしまった。ネルケのスケジュール管理ほんとに頼むよ。
それから、とあることを横田くんに聞いて、その回答を聞いて、本当の意味で肩の力を抜けた。勝手に背負っていたもの全てがなくなった気分になった。演者にとって特別なオタクなんてこの世には存在しない、いい意味で。それをきちんと理解して、今度こそ本当にオタクを辞められたと思った。まあ、きっとこの先も大好きなんだけど。

 

健康だったな。いやー、健康だった。眺メン(眺めてるメン)はみんないい演者だ。みんな大好き。匿名の悪意にも触れることなく、友達にも何か見ても私には言わないでねとお願いしておいたので、精神衛生もとてもよかった。
とある歌の歌詞に『無理をしてないと頑張ってないような気がして』というような一文があって私はまさにそれだったし、いろんなことで悩んでこそオタクだと思うから今の私はオタクではない、でもパンピでもないただの変な人なんだけど、それでいいや。
4月から仕事も私生活もまた忙しくなるけど、Free!とまほステと春単と綺伝とアクターズリーグと真剣乱舞祭とムビステと他にも色々予定はいっぱいなので、程よく楽して楽しく生きていけたらと思う。
美味しいものもいっぱい食べるし可愛い服もいっぱい着る。欲を言うと、平成丈のスカートがこの世で一番かわいいからまた流行ってくれますように。

 

 

 

おわり。