てんさいサイコー人間国宝

DD(どう考えても天才が 大好き)

劇場へ舞台を観に行ったこと+α

先月頭と中旬に劇場に足を運んで観劇をしました。

ミュージカル『VIOLET』、MANKAI STAGE A3!~Four Seasons LIVE 2020~の2本。2月のブタキンから半年以上ぶりでした。

 

ちなみに刀ステは第二波が騒がれる中で現地へ行く勇気がなく家で千秋楽の配信を見ました。自分の名前が印字されたかなりいい席のチケットを見て篭手切くんが呼んでる♪なんて浮かれていたのも遥か昔のことのようだな。前回のブログは浮かれてる自分に悲しくなったから消しました(情緒無事?)。この目で篭手切くんの活躍が観れないなんてって毎日泣いてたけど、大見拓土くんのカテコの言葉と現地で観劇した友達がかけてくれたキモいリアコに対して最高に優しい言葉に救われたので綺伝本編の頃には世界がいい感じになっていてほしいなと思います。

 

 

さて、何度か下書きに公演の感想を書いたもののこれアンケートや手紙だなと思ってそっちにもっていっちゃったから、ここには“舞台を観に行ったこと”の感想を書こうかな。ここは自分の感情の記録なので。多分。

 

舞台演劇ってやっぱり生だからこそ好きだなって再確認した。この半年間で好きメンの円盤を揃えてひたすら見たり横田くんもオンラインの朗読劇に出演したりしていたから配信や映像を否定するつもりはないけど、あくまで私が一番好きなのは劇場に足を運んで自分の目で見て耳で聞いて全身で感じるお芝居だなと思いました。初めて生の演劇というものに心を奪われた日のことを思い出しちゃった。

劇場に足を踏み入れたときの高揚感、チケットをもぎってもらうときの緊張感、ロビーの騒めきと開演前の客席の空気。消毒や検温があったりチケットのもぎりは自分でやったりロビーや客席はソーシャルディスタンス確保のために記憶よりずっと静かだったりはしたけど、今まで当たり前だったことが私は今日舞台を観に劇場に来たんだって自覚させてくれて嬉しかった。

全てをシャットアウトして数時間物語の世界へと一気に引き込まれる感覚って生で一度体験してしまうと手を伸ばせばなんでもできてしまう自宅ではなかなか得られないものなんだよね。私の集中力の問題と言われたらあれだけど…。演者が板の上から捌けて現実に戻って、観客の私は心に沢山のものを抱えて劇場を後にする。それが明るいものであれ暗いものであれ思考を巡らせてときには友達と共有してまた理解を深める。演者ひとりひとりの芝居が変わっていくようにこちら側も毎回アップデートされた気持ちで観ることができて、それが楽しいんだよな~。

今回かなり公演数を絞って観劇したから足りない気持ちも勿論あります。でも観劇ってものすごい体力を使うことを久々に自覚して、自分の体力的にも集中力のライン的にもこのくらいが当たり前になっていくかもしれないな。その中でもお芝居を楽しんで観るって心は忘れずにいたいなと思う。

『劇場に足を運ばなくても演劇を観ることができるこの時代に、私は劇場で演劇が観たいのです』って気持ちでいっぱいです(ゼクシィ?)。

 

ただこれがこのご時世手放しで言えることではないことは自分でも理解していて、地方民の身分、親族に万が一のことがあるのが一番嫌だったから実家から距離を置きました。1カ月もおじいちゃんやおばあちゃんと一切顔を合わせられないのは寂しかった…。と言っても徒歩2分とかだし、お堅い田舎でそのくらいで済んでいることはある意味ありがたいのかなーとも思う。

好きメンの舞台は観れないまま地方公演がなくなってしまって、この先控えている凱旋公演も他の好きメンと推しメンの舞台も幕が上がるまでも上がってからも気を抜けないです。観に行ったあとはまた親族と顔を合わせられない日々になるわけだし。はやく世界いい感じになって~って願いながら自分もできる範囲で引き続き健康管理に気を付けていきます。

 

 

最後にVIOLETの前に一瞬お題箱を復活させたときのお話を。

梅芸系列での観客側の感染対策を聞きたくて1時間くらいだけ開けてたんだけど、そこで入った他厨の方からの『全通分チケ確保するつもりだけど本当に今行くべきなのか不安』って投稿にそうですよねと思って。その方の言葉を借りると「今の自分にできる推しの推し方」に自信を持っていきたいね。これは今の情勢関係なくいつでもそうだけど。

他にも拾えてない分含めていろいろ入ってたけど、経験していないことを語るのは無責任だと思うから泣く泣く諦めた私と対策を取って劇場に行くことを選んだ私両方の立場から言うと、行くことも行かないこともどちらも正しい判断であってどちらも絶対に悪いことではないから、自分の周りに何かを決めた人がいたらそっとしておくなり優しい言葉をかけるなりできたらいいなと思います。

どうしてもピリピリしてしまう今、お互いがお互いに譲歩したり気を使ったりときにはいい意味での距離感を大事にしながら過ごしていきたいですね。

 

 

 

 

おわり。